統合失調症と僕

病気と僕のゆるい日常や考え

自分のペースで生きる

僕が統合失調症になって考えた大事なこと。

それは「自分のペースを理解し自分のペースで生きる」ということです。

 

まず発症すると多くの人は自分自身なにが起きたのか分からず。

理解するのに時間がかかると思います。

自分が病気であるとわかることを「病識がある」と言います。

 

僕自身もすぐに自分が統合失調症であると納得できませんでした。

症状が強かったのですぐに入院になりました。

 

仕事に早く復帰しなくてはと焦っていました。

統合失調症は長く付き合っていく病気です。

 

まずは焦らないこと。ゆっくりゆっくり回復していきます。

 

病気をすると体調が悪い日があったり。

それでも仕事や家事をしなければならなかったり。

いろんなことがあると思います。

 

病気と付き合っていくうちに「自分のペース」が分かるようになります。

 

「このくらい仕事をすると疲れが出るな」とか。

「一日の予定はひとつまでにしよう」とか。

 

自分自身で生活をコントロールできるようになってきます。

 

僕も統合失調症を発症してからも仕事や遊びの予定を入れすぎて、

体調を崩したことがあります。

 

家族や周りの人たちも当事者の気持ちに寄り添ってあげるのがいいでしょう。

自分のペースで生きること。それが回復への第一歩だと思います。