前兆期を経て、ある日突然急性期の陽性症状がはじまりました。
急性期の症状は以下の3つ
- 妄想
- 幻覚
- 考えがまとまらない
妄想は誇大妄想や「誰かが自分を迎えに来る」といったものでした。
幻覚はテレビに自分しか見えない映像が流れていました。
一番大変だったのが3つ目の考えがまとまらないことでした。
支離滅裂な言動をして周りの人を驚かせました。
当時実家から離れた地方で一人暮らしをしていました。
職場の上司が車で自宅まで送ってくれました。
自宅に到着したのは夜中でした。
陽性症状状態の僕を何時間もかけて運んでくれた上司には
感謝の気持ちでいっぱいです。
到着後、家族が近くの病院を調べてくれて数日後に小さなクリニックに行きました。
小さなクリニックではとても対応できず入院施設のある大きい病院に運ばれました。
クリニックの先生が「とてもじゃないが仕事はできないね・・・。」
と言ったのをうっすらと覚えています。
そしてそのまま入院生活が始まりました。