統合失調症と僕

病気と僕のゆるい日常や考え

自分のペースで生きる

僕が統合失調症になって考えた大事なこと。

それは「自分のペースを理解し自分のペースで生きる」ということです。

 

まず発症すると多くの人は自分自身なにが起きたのか分からず。

理解するのに時間がかかると思います。

自分が病気であるとわかることを「病識がある」と言います。

 

僕自身もすぐに自分が統合失調症であると納得できませんでした。

症状が強かったのですぐに入院になりました。

 

仕事に早く復帰しなくてはと焦っていました。

統合失調症は長く付き合っていく病気です。

 

まずは焦らないこと。ゆっくりゆっくり回復していきます。

 

病気をすると体調が悪い日があったり。

それでも仕事や家事をしなければならなかったり。

いろんなことがあると思います。

 

病気と付き合っていくうちに「自分のペース」が分かるようになります。

 

「このくらい仕事をすると疲れが出るな」とか。

「一日の予定はひとつまでにしよう」とか。

 

自分自身で生活をコントロールできるようになってきます。

 

僕も統合失調症を発症してからも仕事や遊びの予定を入れすぎて、

体調を崩したことがあります。

 

家族や周りの人たちも当事者の気持ちに寄り添ってあげるのがいいでしょう。

自分のペースで生きること。それが回復への第一歩だと思います。

統合失調症発症前の自分

僕は2010年に統合失調症を発症しました。

社会人2年目の23歳の秋でした。

 

大学を卒業後、新卒で会社に入りました。

 

大学時代はカフェでアルバイトをしたりサークル活動をしたり。

どこにでもいる普通の学生です。

 

会社の配属先は実家から離れた地方の支店でした。

初めての一人暮らしをしながら毎日一生懸命に仕事をしました。

 

当時と今とでは性格や考え方がかなり変わりました。

 

新入社員時代の僕は肩に力が入りすぎていて自然体ではなかったです。

 

昔の自分

  • 他人と自分を常に比較してしまう
  • 他人からの評価を気にしてしまう
  • 努力家で何事にも全力投球
  • 負けず嫌いで営業成績にこだわる

仕事ができる先輩と自分を比べていました。

マラソンを100M走のように走ってしまいペース配分ができませんでした。

 

仕事に熱中しすぎたことも発症の原因のひとつだと思います。

後輩もできて任される仕事も増えて前のめりな状況でした。

 

職場の人間関係は良好で充実した毎日を過ごしていました。

 

その頃から少しずつ心身に不調がでてきたことを覚えています。

 

自己紹介

統合失調症と僕」というブログをはじめました。

統合失調症という病気になって6年。現在29歳。

いろんなことがありました。

 

僕の日常や考えを書きたいと思います。

 

病気になって気付きや学びが沢山ありました。

辛かったこと悲しかったこと。そして嬉しかったこと幸せを感じたこと。

 

自分のペースでゆっくり発信していきたいです。