統合失調症と僕

病気と僕のゆるい日常や考え

病気を受け入れるということ

ピアサポーターの活動をしているとよく聞かれる質問があります。

「病気をいつどうやって受け入れましたか?」

 

病気や障がいを受け入れるのはひとりひとりタイミングが違うでしょう。

僕の場合は自分が統合失調症なんだということは最初の入院が終わったころに理解はしていたと思います。

病識も少しずつできてきました。

 

でも、病気を完全に受け入れたのは再発をしてまた2回入院してからでした。

再発をしたことはとてもショックでした。

 

仕事や交友関係など失うものもたくさんありました。

 

だんだん統合失調症を受け入れて自分のペースで生きることが出来るようになりました。

それはカウンセリングや人と話すこと、自分で考える時間を多くつくった効果だと思います。

 

病気になって学んだことや気付いたこともあります。

今は統合失調症を受け入れて「こういう人生はこういう人生でありかもな。」

と思えるようになってきました。

 

できることから少しずつ「3歩進んで2歩さがる」くらいの気持ちでいました。

 

自分の心の状態も沈んだり落ち着いたりを繰り返しながら安定してきました。